Zabbixの監視設定方法

インフラ

Zabbixは、ネットワーク、サーバー、アプリケーションをリアルタイムで監視する強力なオープンソースツールです。この記事では、Zabbixでの基本的な監視設定方法をステップバイステップで解説します。

前提条件

  • Zabbixサーバーがインストールされており、基本的なセットアップが完了していること。(今回はZabbix 7.0.0で設定を行います。)
  • Zabbixエージェントが監視対象のホストにインストールされていること。

目次

  1. ホストの追加
  2. テンプレートの設定
  3. トリガーの設定

1. ホストの追加

Zabbixで監視を開始するには、まず監視対象のホストを追加する必要があります。

  1. Zabbix Webインターフェースにログイン:
    管理者権限を持つアカウントでZabbixのWebインターフェースにログインします。
  2. 設定メニューに移動:
    左部メニューの「データ収集」から「ホスト」を選択します。
  3. ホストの作成:
    画面右上の「ホストの作成」ボタンをクリックし、新しいホストを作成します。
    ホスト名: 任意の名前 (例: Webサーバー)
    ・表示名: 任意 (ホスト名と同じでも可)
    ・グループ: ホストグループを選択または新規作成 (例: Linuxサーバー)
    ・エージェントインターフェース: 「追加」→「エージェント」IPアドレスを入力 (例: 192.168.1.100)。接続方法は「IP」、ポートは「10050」で設定します。
  4. 設定を保存:
    「追加」ボタンをクリックして設定を保存します。

2. テンプレートの設定

ホストを追加したら、監視する具体的な項目(アイテム)を設定します。今回はひとつひとつ設定するのがめんどくさいので設定の監視項目がプリセットになっているテンプレートを使用します。

  1. ホストの選択:
    追加したホストをクリックして、ホスト設定画面に移動します。
  2. テンプレートのタブを選択:
    「テンプレート」タブを選択します。
  3. テンプレートの選択:
    テンプレート項目の「選択」ボタンをクリックし、テンプレートを割り当てます。
    今回はVMware環境のWindows仮想マシンとなるので、以下のように設定します。
    基本はZabbix agentでいいかなと思います。環境に合わせて設定を行ってください。
  • テンプレートグループ:「Templates」
  • テンプレート:「VMware Guest」、「Windows by Zabbix agent」
  1. 設定を保存:
    「選択」ボタンをクリックして設定を保存します。

3. トリガーの設定

トリガーを設定することで、特定の条件が満たされたときにアラートを発生させることができます。。

  1. トリガーの作成:
    画面左部の「通知」→「アクション」の順にクリックし、「アクションの作成」をクリックします。
    名前: 任意の名前 (例: CPU使用率が80%を超えました)
    実行条件: 「追加」をクリックし、以下のように設定
    ① タイプ:
    「トリガーの深刻度」
    ② オペレーター:
    「等しい」
    ③ トリガー発生元:
    「以上」
    ④ 深刻度:
    「軽度の障害」
  2. 実行内容の作成
    「実行内容」タブに移動します。
    デフォルトのアクション実行ステップの間隔:1h
    実行内容:ユーザにメッセージを送信(メール設定等はこちらで紹介してます。)
    復旧時の実行内容:障害通知送信済のユーザーすべてにメッセージを送信
    更新時の実行内容:設定なし
    副次的な障害の場合に実行を保留:チェック
    メンテナンス中の場合に実行を保留:チェック
    キャンセルされたエスカレーションの通知:チェック
  3. 設定を保存:
    「追加」ボタンをクリックして設定を保存します。

まとめ

これで、Zabbixでの基本的な監視設定が完了しました。ホストを追加し、監視項目を設定し、トリガーを定義することで、効率的な監視環境を構築することができます。テンプレートを使用することで、複数のホストに対して同じ設定を簡単に適用することも可能です。Zabbixを活用して、システムの健全性を維持しましょう。


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