vSphere (VMware ESXi) でVTを有効にする方法

インフラ

バーチャル化環境の中でも、Intel VT-xやAMD-Vといった仮想化支援技術は正常に機能するために必要な設定です。この記事では、vSphere (VMware ESXi)でこれを有効化する方法を解説します。


ステップ 1: 物理サーバのBIOS/UEFI設定でVTを有効にする

  1. サーバの再起動
    • サーバをシャットダウンまたは再起動し、BIOS/UEFI設定画面に入ります。
    • 通常、起動時に表示されるキー (例: DEL, F2, F10 など)を押します。
  2. VTの設定を探す
    • BIOS/UEFIの中で「CPU Configuration」または「Advanced」セクションを開きます。
    • 「Intel Virtualization Technology」または「AMD SVM」といったオプションを探します。
  3. VTを有効化
    • 該対するオプションを「Enabled」に変更します。
  4. 変更を保存して再起動
    • 設定を保存し、サーバを再起動します。

ステップ 2: vSphere ESXiで仮想マシンの仮想化設定を有効化する

  1. vSphere Clientにログイン
    • vSphere Web Clientまたは vSphere Clientを使用してESXiホストにログインします。
  2. 仮想マシンを編集
    • 仮想マシンの設定画面を開きます。
    • 設定を変更する際は、仮想マシンを一度シャットダウンする必要があります。
  3. CPU設定を確認
    • 「CPU」セクションで以下の設定を確認します。
      • 「仮想化支援機能の使用 (Expose hardware-assisted virtualization to the guest OS)」にチェックを入れます。
  4. 保存して起動
    • 設定を保存し、仮想マシンを起動します。

ステップ 3: 動作確認

  • 仮想マシン内で仮想化機能が有効になっているか確認するため、以下の方法を使用します。

Windowsの場合

  • タスクマネージャの「パフォーマンス」タブで「仮想化」が「有効」になっているか確認します。

Linuxの場合

  • lscpuコマンドを実行し、「VT-x」または「AMD-V」に関連する情報を確認します。

注意事項

BIOS/UEFI設定が反映されない場合

  • サーバモデルに従って、VTを有効にするための追加手順が必要な場合があります。サーバのマニュアルを参考してください。

ESXiバージョンに依存する機能

  • 使用しているESXiのバージョンやハードウェアが、VTの利用をサポートしていることを確認してください。

Nested Virtualization (入れ子仮想化)

  • 仮想マシン内でさらに仮想マシンを作成したい場合は、追加の設定が必要です。

この設定手順により、vSphere環境でVTを正しく有効化し、仮想化のパフォーマンスを向上させることが可能になります。

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